こんにちは。毎日ジョジョ愛が止まらないざきです。
皆さん、ジョジョ、お好きですか?
【ジョジョ】ジョジョの奇妙な冒険とは
集英社の少年向け漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に1986年から2004年まで、2005年からは集英社の青年向け漫画雑誌『ウルトラジャンプ』に長期にわたって連載されている。シリーズの単行本は100巻を越え、累計発行部数は2016年12月の時点で1億部を突破している。
出典:Wikipedia
ジョジョ好きを周りに公言してる方なら絶対聞かれるであろう話の一つとしての定番が、
『ジョジョ見てみたいけど何部から見たらいいの?』
という質問。
正直どれも面白いし、見るなら1部から順番に見ろ。めんどくさがんな。
という気持ちはあるのですが、せっかくジョジョに興味をもってくれている人には優しい手を差し伸べてあげたいものです。
というわけで先に言ってしまいますが、私はやはり3部からがおすすめです。
では何故3部なのかを説明していきますね。
ジョジョ三部がおすすめという理由
正直、7部とも悩んだのですが、やはりジョースターの血統の話無くしてジョジョは語れないのかなと思い3部にしました。
その理由をいくつか考えてみたのですが、
- スタンドバトルの概念が分かりやすい。
- 「承太郎だけは見たことある」という人が多い。
- しっかり『冒険』してるので、見たことない人の(ある程度)想像通り。
- スタンドがかっこいい。
- 絵が受け入れられやすい。
この辺かなと思います。では順に見ていきましょう。
1.スタンドバトルの概念が分かりやすい。
3部は、これまでの呼吸法で闘う、波紋スタイルでのバトルではなく
精神を具現化させたスタンドバトルにシフトチェンジしたストーリーが主軸。
なので、3部はスタンド(幽波絞…失礼、幽波紋)の説明が一番丁寧に描かれているのが
わかりやすくていいのかなと思います。
何しろ冒頭からジョセフが大声でしっかり説明してくれてますからね。
スタンドバトル自体も複雑なものが少なく、5部や6部で多々起きる
『え?結局これどういうこと?』問題もクリアしています。
2.「承太郎だけは見たことある」という人が多い。
承太郎といえばまさにジョジョの顔!
あちらこちらで、ジョジョといえばこの人なんでしょ?
という印象強いキャラである。
そもそもジョジョを知らない方は、全ての部に承太郎が出てると勘違いしている方も多いので、他の部をおすすめした場合
『ねえあの番長みたいな人出てこないんだけど…。』
と言われてしまうと、
なんかすまんと感じてしまう。
同じくDIO(ディオ)だけは知っているという方もいるが、DIOも3部にガッツリ出てくるのでこの辺も問題ない。
3.しっかり『冒険』してるので、見たことない人の(ある程度)想像通り。
タイトルは『ジョジョの奇妙な冒険』なのだから、そりゃさぞかし奇妙な冒険をする漫画なのだろうと思いきや、日本の地方が舞台で、そこから一歩も出ないんじゃあ冒険とは呼べない。
これではまるで『ジョジョの奇妙な学園生活』と勘違いされてしまう。
ちゃんと冒険してるんだぞ。という所は始めに見せておきたい。
4.スタンドがかっこいい。
これまた誰もが1度は見たことがありそうなスタープラチナやザ・ワールド。とにかくデザインが格好いいスタンドが多い。
こればかりは好みによるのかもしれないが、他の部に比べると一般受けしやすいのかもしれない。
いやでも4部もかっこいいな…5部もかっこいいな…結局スタンドは全部かっこいいな……。
この説は微妙だな…。
5.絵が受け入れられやすい。
あの独特の絵が苦手。ジョジョ好きなら耳にタコができるくらいには良く聞かされるセリフ。
個人的には見た目で判断するのは悪いことではないとは思うが、面と向かってそう言われてしまうと結構傷つく。
おそらく予想では、荒木先生の絵→グネグネしていて動きも奇抜。漫画も読みづらい。
という想像が大きいのではないかと考え、そしてそれは4部後半〜8部(ジョジョリオン)あたりのことをチラッと見た上での発言なのではないだろうか?と予想する。
初期からの劇画バリバリタッチ期を過ぎた3部は、
少しスッキリしているがガッシリした王道系の絵柄なので、上記のイメージの人は
思っていたより読みやすく、びっくりするかもしれない。
ジョジョを見ない人の考えとは
そもそもこれだけ人気があってファンが熱く語る姿を見ても、ジョジョを見てみようと思わないその理由は、大体の人がこう答える。
- 今更読むには長すぎる。
- そもそも8部構成だと知らない。
- なので主人公が変わるのも知らない。
- あの独特な絵が苦手。
- 波紋……?
うんうん分かる。非常に分かる。
この中で1番厄介な問題なのは『独特な絵が苦手』という人。
画風と一言でいっても、1部のような劇画調の絵が苦手なのか、近年のようなぐにゃっとしたスタイルの絵が苦手なのか、その辺はどっちなのだと聞いても
『さぁ…』
と答える。(知らないのだから当然)
なので理由5でお伝えしたように3部〜4部あたりが真っ先におすすめする理由です。
最近はネットの掲示板でも、漫画は30巻以内で完結するものを探している人が多く、その点ジョジョは巻数が100巻を越えた長期連載作品なので、手にするのもためらうのも頷けます。
しかし、部ごとに分かれていて、どれも他作品と同じ30巻以内、もしくはそれ以下で完結するので、
どこかの部だけ読む。ということもできるわけです。
実際自分はジョジョファンだ!と豪語する方でも3部や4部しか読んだことがないという話も良く聞きます。
ジョジョ3部以外ではどうなのか
ジョジョの1部は非常に名言、名シーンが多く、ここから見て欲しいのは山々ですが
ジョジョ1部を知らない世代からすると、ジョナサンジョースターは少し認知度が低い。
キャラが薄いわけではなく(むしろ濃い)、1部が3巻程度で終わってしまう非常にショートにまとまったストーリーだからです。
加えて歴代ジョジョの中でも抜群に短命なので感情移入が難しい。
では2部はどうか。こちらも短いストーリーの中で秀逸にまとめられていて面白いし、泣けるし、バオーなんかが好きな方には特におすすめですが、どうしても1部と2部はセットで見た方がより楽しめると個人的に思います。
4部は、さっきも言った通り少し毛色が違って、冒険というより日常もの感覚。(実際は全然日常ものではないんだけど)
ジョジョのイメージがここで付いてしまうと、後々他の部を見た時に違和感すら感じるかもしれない。
5部は、最近アニメで見たファンが増え、イケメンも多いので女性からの人気も高いのではないでしょうか?
映像で見るとスタンドバトルも非常にわかりやすいのですが、漫画となるとどうでしょう。
1番始めに見る能力がゴールドエクスペリエンスやエコーズACT3。
スタンドを知らない人からしたら完全に置いてきぼりになる感じがします。映像と違い、丁寧な説明描写がないので少し戸惑うかも?
ストーリーも早足で進むので、どこかで置いてきぼりを食らうと、もうジョジョはいいや…となりかねません。
6部になると、5部より更に訳がわからない。絵も独特になってくるし、当たり前のように承太郎という名前が出てくるがそれは誰?って感じ。
敵スタンド発生後さらに訳がわからない。
7部、8部はパラレルワールドとして考えるなら単品でも可。ただしスタンドの概念が少し今までと変わっているので、やはり最初に見るなら1〜4辺りが妥当。ただし7を見た後に8へ進んで欲しいですね。
ジョジョを見せるなら順番はこう
なので私が独断で考える、まっさらジョジョ入門者さんにはこちらの順がおすすめ。
ジョジョ好きな人間てのは、もう何を見てもジョジョが好きで、
まさに迫ってくるようなキャラや世界観が癖になるんだよなあああ!!
なんですが、一旦頭をまっさらにして、何もわからない方に勧めるならと俯瞰的(ふかんてき)に考えております。
ジョジョを全く見たことない人が最初に見るなら何部が良い?おわりに
ジョジョの連載開始は1990年から。2020年の現在も幅広い層に愛されている凄い作品です。
皆さんも周りに引かれない程度にジョジョをおすすめしてあげてください。
知ってて当たり前。では決してないので、優しく教えてあげましょうね。
ではでは。ここまでお読みくださりありがとうございます。
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